世界の果てとエンドレスワンダーラスト

ホテル宿泊記・ヒコーキ搭乗記・世界放浪旅行。Hotels, Stays, Airlines, and Trips All Around the World.

ANAクラウンプラザ沖縄ハーバービュー・宿泊記/ANA Crown Plaza Okinawa Harborview

ブログ開設の第一弾!の記事は、同じく私のIHG修行第一弾記念の「ANAクラウンプラザ沖縄ハーバービュー」について紹介させていただこうと思う。

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何故IHG修行を始めたかは別記事に譲るとして、実はこちらのクラウンプラザ(以下CP)、私にとって初めてのCPでもある。
というのも、CPなんて東京には現存しないし(現「メトロポリタンホテル」は元々クラウンプラザだが脱退)、地方でこそいくつも営業中だが、一人旅でわざわざそんな高級ホテルに泊まろうとは思わなかったわけだ。
ところが、今回は父との親子二人旅行。父は専ら旅行の時はビジホではなくシティホテル、という人だからちょうどタイミングも良くこちらを選ばせてもらった。父は古い人なのでLCCやホテルをネット経由で手配したりはできない代わりに、少々財政援助をするので私にツアコンをやれという旅行だった。すみませんね、もう少し稼げるようになったら今度両親ともにインタコにでも泊めますんで・・。w
 
肝心のCPだが、写真で見たところ一般的なシティホテルという印象だ。しかし、CPカラーのワインレッド基調のデザインがとってもワタクシ好み。楽しみ楽しみ。

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ゆいレール「旭橋」駅からの眺め。左側の高層ビルは「リーガロイヤルグラン沖縄」。

アクセスについては、公式サイトではゆいレール「壺川」駅から徒歩10分となっている。が、一つ首里城寄り「旭橋」駅からでもほとんど変わらない。どちらも行きは上り坂なのでちょい疲れる・・。夏場なら汗をかいてしまうかもしれない。

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駅から歩いて10分少々だろうか、途中でヒルトップに建つ茶色い建物が見えるのでそれを目印に進まれたし。その茶色い少し古びた建物がCP沖縄ハーバービューだ。建物こそ年季を感じるが、入り口や内部はリノベされ清掃も行き届いているので、古いな~とがっかりすることはないだろう。エントランスの花飾りが4つ星ホテルであることを認識させてくれる。
ちなみにこちらのホテル、CPになる前はハーバービューホテルと言ったそうで、当時の名前をそのまま残しているとのこと。いわゆる団塊世代にあたる父だが、若い頃沖縄に出張で来た時からあったらしい。



中に入り早速チェックイン。開始時間の14時少し前だったが受けてくれた。
この時追加料金でアップグレードを勧められたが、父に確認すると、部屋が多少大きくなるだけで対して変わらないからいい、これで充分、とバッサリ。さすが元ホテルマンの父だけあって詳しい。そうだった、私の父は20年近くホテルマンをしていたんだった。そう考えると私もホテラーになる素質が元々あったのかなぁと思ったりw

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というわけで、最安値の7Fのスーペリアツインに無事到着。
部屋の窓からは那覇市街が見える・・が、肝心のハーバービューは??私の目が悪いのかハーバーまでは見えなかった。眼下にはプライベートプールが見え、こちらは夏季限定営業。ちょい小さいかな・・

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会員特典のミネラルウオーターと、館内レストラン・バーの割引券。これはありがたいんだよなぁ。特に私なんかは部屋でほぼ必ずコーヒーを自分で淹れるので、 飲用水がないと水道水を使うことになってしまう。逆に言うと非会員の場合はミネラルウオータ付かないのか?それはちょっと酷なような。割引券もありがたくバーで使わさしてもらいますわ。
それから、なんと沖縄菓子まで頂いてしまった。これは会員特典なんだよ、と父に言ってみたが日系ホテルしか知らない父にはあまりわかってもらえずw

 
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父は早々に那覇市内観光に出掛けたので、私はホテルの写真撮影と探検に没頭することに。
部屋のカーテンを閉めて、ランプをつけるとこんな感じになる。うーん、照明といい、二種類の枕、ベッドスローが高級ホテルっぽくていいじゃないすかー。ビジホだとここまでは出てこないもんな。ちなみにこの二種類の枕やアメニティは、CPがこだわっている心地よい眠りへと誘うものなのだとか。

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バスルームとバスアメニティ。足も伸ばせる大きさのバスタブだし、アメニティも過不足なし。超豪華というわけではないけど、ビジホよりは広いし湯量も豊富で、満足。

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廊下とエレベーターホール。一つひとつの部屋に新聞受けとランプが付いているあたり、ビジホとは違うよなぁと。

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半地下にある、コインランドリーコーナー。私としてはこれがポイント高し。ホテル滞在の度にランドリープレスを頼むほどリッチではないし、かといって部屋で洗濯するのも何だかな。となるとコインランドリーは超重宝。沖縄のホテルは長期滞在・リゾート型が多いので高級ホテルでも比較的コインランドリーが付いていることが多いようだ。

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半地下にはプール入口と、朝食会場となるレストランがある。レストラン、リノベ済みなのかなかなかキレイじゃないすか。

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ロビー横にあるインターネットコーナー。利用無料、印刷は一枚100円だったかな。印刷したいファイルをコンシェルジュ宛に送ると印刷してもらえるシステム。私はここで帰りのジェットスターの航空券を印刷した。

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おみやげ屋、コンビニの併設もある。が、私は入らなかったので品揃えの程度は不明(汗

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17時半が過ぎ、最上階にあるバーに繰り出してみた。名前は「スターライト」。ホテルのバーも私が大好きな場所の一つだw

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最初の一杯は好物のジン・トニック。ジン・トニックはバーテンによって調合が変わるため、そのバーの味が知りたかったら最初に頼めと言われているカクテルだ。そこまで私の舌は肥えてはいないがw、誰もいないバーで最初に飲むお酒も乙なもの。

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雰囲気は、こちらもリノベ済みのようで古さを感じることはなく、むしろ新しいモダンなバーという印象。公式サイトの写真より広くてシックに見えて良いではないか。ジントニを飲み干すと、今夜もう一回もう一人連れてくるから、とバーテンダーに予告し一旦退散。ちなみにこちらのバー、ハッピーアワーの設定があるようで、割引券併用で一杯800円足らずしか使わなかった記憶がある。ホテルのバーとしてはかなりお値打ちだ。嗚呼、お金を落とさない嫌な客・・・w

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夕食は父と合流し、国際通りの沖縄居酒屋にて。
なんだか父と二人で食事なんてちょっと照れくさいが、反抗期の高校生でもあるまいし悪くはない。父の初老に近づいた表情を見たり私がプカプカ呑んでいるあたり、そろそろ自分もいい年なのかなと実感した夜であったw

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ホテルに戻るなり、バーにリベンジ。「おかえりなさいませ」とちゃんとおもてなしのお言葉もありました。一杯目は、父はホットウイスキーを、私はホテルオリジナルカクテル「アクアリウム」を注文。食前にもふさわしい爽やかなカクテルだ。うろ覚えだが、確かベースに泡盛も使われているんだっけな。父は一杯目で部屋に退散。

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私はもう一杯、ウイスキーのロックを。これも私の好物で、バーに行くと頼みたくなるお酒(バーによって味は変わるわけではないがw)。この日は確かカナディアンクラブのロックだったかな。さっぱりしててほんのり甘みのある飲みやすい銘柄だ。
深夜の時間帯は店長らしきバーテンダーとお若いバーテンダーの2名体制になっていて、珍しいことに二人とも女性だった。観光やお酒話をそこそこに、私も部屋へ退散。会計は全部で英世さん4人もあればお釣りがくるくらいで(サービス料込で)、ホテルのバーとしては良心的だ。東京のヒルトンなら軽く1.5倍はしただろうなーと。公式サイトでもメニューで確認可能。→http://www.anacpokinawa.com/restaurant/bar/


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翌朝は半地下のレストランで朝食。豪華というよりは、カジュアルでリゾートチックなレストランといった具合。だいたいホテルの朝食会場ってそういうところが多い。

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いつもながら朝食はガッツリ頂く。洋食、和食に加え、沖縄料理も10品くらい用意がある。何を隠そう私は朝食でオーダーするオムレツが大好きで、すかさず注文。これだけのためにビュッフェに来てもいいというくらい好きだ。沖縄料理もジーマミー豆腐や炊き込みご飯などがあり、満足満足。

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食後はコーヒーを飲みながら軽めのデザートを、というのもホテル朝食の私の定番コース。ここまでお腹に入れれば昼食をパスすることもできて観光にも一石二鳥なのだ(?)。

10時くらいにレセプションで会計を済ませ、無事チェックアウト。CPはシティホテルに分類されるのでチェックアウト時会計だ。国内のホリデイ・インもチェックアウト時会計かな。ホリデイ・イン・エクスプレスは日本にはないけど、あちらはビジホなのでチェックイン時会計。

今回は初めてのCP&IHG宿泊ということで、会員特典は少なかったが、フロントの対応や部屋・食事も含め悪い点が見つからなかった。トリップアドバイザーでの評判も上々だし、那覇市内のシティホテルとしておすすめである。唯一イマイチなのは駅から登り坂となるホテルの立地だが、そもそも建物はモノレール開通の何十年も前のものなのでそこをツッコむのは筋違いかな。沖縄移動はレンタカーになることも多いし、壺川駅からは比較的近いので、特に問題にはならないだろう。