キャセイパシフィック航空CX713便・バンコク→シンガポール・ビジネスクラス搭乗記/Cathay Pacific CX713(BKK→SIN) Business Class Seat
先日初めてCXに搭乗したところ、偶然にもインボラ(!?)によりこれまた初めてビジネスクラスを体験する機会があったので、記憶が鮮明なうちに書き留めておきたい。
この日はSPG修行によりバンコクからシンガポールへ向かうべく、できるだけ移動費は節約しようとBAのAviosで特典航空券を予約。バンコク~シンガポールって、one world系の直行便なんか飛んでたっけか??と思いながらBAで検索すると、なんとまぁ幸いにもキャセイの香港~シンガポール線のバンコク経由の便があるではないか。時間も11:50BKK発とちょうど良いのでこの便に即決、あいにく何故かこの日だけエコノミー席が解放されておらず、せっかくの機会だからプレエコ体験してこようかなということで、Avios&Moneyにて無事プレエコ席を予約。思えばこれが幸運の始まりだった・・・
↑7850Avios消費+7740円支払い。これでプレエコ体験ならお得。
BA特典航空券でも、出発48時間前からちゃんとキャセイのサイトからオンラインチェックインできます。
スワンナプームへ向かうべくエアポートリンクのMakkasanから乗車、20分少々で空港へ。この日は余裕を持って出たつもりだったのだが・・
いざ空港に着くとギリギリで、ちょうど出国審査前にキャセイのスタッフがいたので声をかけEチケットを見せたら、Premium Lane券を持ってきてくれた。そんでHurry upと言われ、そそくさと写真を撮る暇もなく出国完了、なんと先程のスタッフが制限エリアにおり、そのままゲートまでアテンドしてくれた。これはプレエコだからここまでしてくれたのかどうかは不明だが、何にせよ空港にはどんなに遅くても1時間前には着くべきで。今回はオンラインチェックイン済み、預け入れ手荷物なし、プレエコ予約、の三点セットでかなり救われた。
ゲートに着くともう出発10分前、ゲートのスタッフにOh~~Mr.○○!?と言われる始末w
そこでEチケをスキャンすると・・赤いブザーがw
スタッフに"Upgraded to Business Class"と言われ、訳が分からぬままOh really..thank youと返事しながら替えのチケットをもらい、何でも良いからとりあえず機内へ向かう。
新たにアサインされたのは15G、通路側・・チェックイン時に窓側指定したんだが、いや贅沢言っちゃいかん。
しかし、憧れのC席にこんな偶然で乗れてしまうとは、何という棚ぼたw
ネットの情報ではインボラは上級会員や遅延時の代替便で行われるのが普通だと聞いていたが、マルコフライヤーも未加入だしBAも平会員だし、一体何故?? プレエコ席は少ないから埋まっていたのかもしれないが、それにしてもアップグレードは上級会員優先でしょう?と、まだ状況が整理できていない私。
と、そこへ、爽やかイケメン風のCAからウェルカムドリンクのオファー。シャンパン、南国風(正確には失念しました)ジュース、水、いかがしましょうか?と。ここはもちろん泡。。といきたいところだが、急いだ後で酔うといけないのでジュースを選択w
ここからは落ち着いて、乗り慣れている風を装います。事実エコ席やLCCなら50回以上は乗っているので(爆
座席を起こしている時は、私の短い足では前まで届きません(泣
なるほどエコ席にもある設備を、一つ一つの座席に取り付けた感じ。多少年季が入っているようだが、中距離線なら十分かと。エコ席との違いは、ヘッドホン、リクライニング、モニタのサイズだろうか?
エンタメは日本語表示もあり。
と、そこへ食事のメニューが配られる。紙からしてエコとは格段に違いますねw
イン・フライト・ケータリングマネージャーからの挨拶。
このフライトのランチは、黒豚、チキン、魚からの選択。私は黒豚かな~。
他にilly coffeeやハーゲンダッツも積んでいて、これはキャセイの名物なんだそうな。
白はともかく赤は随分新しいのを積んでるなぁとw
そんなこんなで離陸。
コンセントもあるのでこのように急速充電しながらw、
座席を倒してエンタメをとりあえず覗いてみるw
ベルトサインが消えたところでお手洗いへ、これはさほど特別感ないような?
待ちに待ったドリンクが運ばれてきて、Welcome~ Mr.○○、what would you like?と。
窓側席が空いていたのでこのタイミングでCAさんに移れるか聞いたところ快諾。しかし、名前で呼んでくれるところが、さすがビジネスw
泡を頂きましたww
こんなことしてるの俺だけだろ(笑
いよいよ食事の開始。この時点で出発から1時間くらい経過、短すぎるフライトだ。
ナイフとフォークが2セットあるのが良いですね。
おしぼり+糸ようじまであってビックリw
最初は黒豚にしようかと思っていたが、キャセイ名物?のカートで運ばれてくる実物を見ながら選択するメイン、一瞬でチキンに変更。鶏肉のロールと添えられている麦?のような穀物が如何にもアジアンで美味そう!!と。
このタイミングで、何故CAさんが乗客の名前がわかるかが判明。カートに座席と姓の一覧のペーパが載っていたのが見えたw
この穀物の正体、キヌアという穀物だということが後で調べてわかる。中東や欧州でも時々見かけるし、ロシアでもこれ食べたような。何はともあれこちらを選んで大正解、キヌアに出汁も染みているし、鶏も簡単に噛めるほどまで煮込んであって、美味しゅうございました。もう一度食べたいw
食事が終わるころにはもうマレー半島に差し掛かっている。
最後にハーゲンダッツをぺろりと頂く。チョコレートorバニラの二択でした。
illyコーヒーも飲みたかったが、気流が悪く、サーブ中止と(涙
トランスポーター・イグニションが終わらぬうちにもう着陸。あっという間。
あ~もうシンガポールかい。次は中~長距離線で乗ってやる!
着陸後、乗客が降り終わった頃機内の撮影をさせていただく。
「ヘリンボーン型シート」と呼ばれるシートのようだ。
機材はA330-300、うーんこれも予定通りの機材だし、一体なぜupされたのかは本当に不明。
こんな空路でシンガポールへ。
あっという間のビジネス体験、この日はすっかり気を良くしてシンガポール市内へ向かうことができた。BAとCX様さま!!(Amexもw)
気になったので、帰国してからインボラの理由を一応探ってみた。
キャセイが保有するA330-300、同じA330でも3つ型があるようだ。
エコノミー主体の33P
おそらく乗る予定だった、エコ+プレエコ+ビジネスの33K
もしかしたら私が乗った?、ビジネス30席+エコの33E
オンラインチェックイン時にはプレエコの32K席を選択したので、基本的にはこの路線には33Kが使われるはず・・だが、実際に乗った機材は33Eなのか33Kなのかは不明。後部にプレエコ席があるか見に行く時間もなかったし、私が座った窓側11Kは33Eも33Kもどちらも同じなので、深層は闇に。
(※どなたか調べる方法がお分かりの方はご教授ください・・)
ということで、思わぬ幸運に遭遇したバンコク→シンガポールのCX便、いい旅の思い出になりました。次は是非中~長距離のビジネスか、Fクラスに搭乗すべく奮闘しようかと。