アスターホテル・ラグジュアリーコレクション天津・宿泊記(後編)/The Astor Hotel, A Luxury Collection Hotel Tianjin
今回はラグコレ天津滞在記の後編である。
前半(→こちらhttp://petitdejeuner.blog.jp/archives/7989487.html)も併せてご覧いただきたい。
14時頃寝落ちし、昼寝から何とか這い上がり16時前に起床。3時間くらいは寝れただろうか、徹夜で移動してきた身には全然睡眠が足りないw すっかりこのホテルのインテリアに酔ってしまいながらも、同時に日本でわざわざ購入した中国用SIMが使えず意気消沈する私。しかし、今は時間の限られた旅行中だ。翌日には北京へ移動なのでスベコベ言わず行動しなければ。
↑部屋から出てすぐの廊下。何度見ても素晴らしい。さながら東京ステーションホテルのようだ(泊まったことないがw)
↑博物館入口。隣には歴史を感じさせるエレベーターがある。
このホテルの地下には、ホテルの歴史を展示した博物館を併設しており、宿泊者は入場無料とのことで行ってみることに(無料券をチェックイン時にもらい、入場時提示する方式)。なにせ入場が18時までで、夜は外出しているし翌日は北京への移動(+朝食w)でそれどころではないので、今のうちに。この時点で16時過ぎだったと思う。
館内は予想通りガラガラ。白人数人がお目見えだったかな。
設立当時のホテル建物の絵画や、訪れた歴代のVIPの写真、かつて使われていた調度品などの展示がある。
それによると、英国女王、元オーストラリア首相、中国国家主席、伊藤博文(!?)、英・日・加・独の領事なども訪れたことがあるそうだ。要するに歴史があって由緒正しいホテルなのだ。ピカピカのモダンなホテルもいいけど、自分は多少くたびれていても歴史が感じられるところのほうが好み。
↑ホテルのシンボルとなっている帆船。租界地天津ならでは(?)
どこを撮っても絵になる内装だ。
ホテルバー”O'Hara's”の入り口だけ下見。この扉を見るだけで自分は萌えちゃうなー。" O' "というのは確かアイルランド語かケルト語の名残で、英語にも"o'clock"という形で残っている。イギリスらしくていいわー。期待を胸に、天津市街地へ繰り出す。
天津の夜を撮りまくり腹ごしらえしたあと、宿に戻ると22時をまわる頃に。せっかくなので公式サイトのトップ画と同じアングルでホテル建物を撮影。改めて自分は天津のこのホテルに来たんだなと実感させられる。
(公式サイト→http://www.starwoodhotels.com/luxury/property/overview/index.html?propertyID=3522&language=en_US)
日が暮れた後の雰囲気も抜群。
天津の街を歩き回って相当疲れているが、ホテルバー大好き人間としては覗かないわけにはいかないのでバーに潜入。
いや内装がこれまた素晴らしい。チープな喩えで恐縮だが、名探偵コナンの映画『ベイカー街の亡霊』に登場したパブにそっくりなのだ(マニアック過ぎw)。
ちょうどこのシーンの、ポーカーを興じる英国紳士達。そんな場面が浮かび上がってくるかのようだ。
ここでは1杯だけウイスキーを注文(確かアイリッシュの何かw、日本円で1000円程度)。やんちゃそうな若い中国人女性がサーブしてくれ、あまり得意そうではないが片言の英語で対応してくれた。日本、中国、韓国、台湾と言い、どうも東アジアは英語が通じにくい。
翌朝、朝食が10時までの受付のところ、9時過ぎまで寝入ってしまい急いで朝食会場へ繰り出す。ホテルの朝食も旅の一大楽しみである。食い倒す気満々で席に着く。
ビュッフェ内容は洋食・中華が中心であり、このクラスのホテルなので種類はかなり豊富だ。ハム類も数種類あるし、オリーブやピクルスなどの定番はもちろん、チャーハン、ヌードル、点心、パン類も一通り揃っている。
入った時間が遅かったのでギリギリになってしまったが、シェフらしき人物に頼んだらオムレツも作ってもらえた。日本でよくあるタイプの半熟オムレツではなかったが、9時半頃に着席して作ってくれたので感謝せねば。焼きそば、チャーハン、ハム類、点心等食べられるだけ頂く。
急いで食べたがそろそろ10時という頃、一斉に片付けが始まる。ちょっと待ってーーと言わんばかりにデザート類を取りに行く私w
You want bread? Cake?と声をかけられ、菓子パン、クリーム、ヨーグルトを取り席に戻ると、食後のコーヒーを注いでくれた。How was your stay?と聞かれ、Very nice.と答えるとと、何か言いたげな配膳係り。Sorry, ... restaurant close ten.と言われる。意外と時間に厳しいようだ(失礼)。そそくさとデザートを平らげ、レストランをあとにした。
無事デポジットも取り返しw、レセプションにてチェックアウト。このホテルを出発するのは名残惜しいなーというくらい、素晴らしい滞在だった。ここを選んで正解。ロビーの写真を数枚撮り、ホテルをあとにする。
↑正面入口を出ると、天津のリバービューが見える川沿いにぶつかる。ネオクラシカルな建築物とモダンな高層マンションが何とも不釣り合いw
川沿いを西に向かって橋まで歩き、橋を渡るとシャングリラ直結の「大王庄」駅に着く。やっぱりこっちの道のほうが近い。ちなみに大王庄から天津駅までは一駅だ。
結論としては、とにもかくにも、クラシックホテル好き、ホテル愛好家にはもちろん、天津でちょっとばかしラグジュアリーな滞在がしたいという人にも抜群にお勧めできるホテルである。数年前のリノベーションを経てSPGに加入したのでチェーンとしての特典も受けられるし、場所も天津の中心部ほど近くなので不便ということはない。宿泊料金はリッツの2/3程度(13,000円~)だし、SPGカテゴリー3なのが謎。
天津の観光地の夜も素晴らしかったし、また来たいな~天津。北京からもほど近いので、悪い選択肢ではないことは保証します。w
前半(→こちらhttp://petitdejeuner.blog.jp/archives/7989487.html)も併せてご覧いただきたい。
14時頃寝落ちし、昼寝から何とか這い上がり16時前に起床。3時間くらいは寝れただろうか、徹夜で移動してきた身には全然睡眠が足りないw すっかりこのホテルのインテリアに酔ってしまいながらも、同時に日本でわざわざ購入した中国用SIMが使えず意気消沈する私。しかし、今は時間の限られた旅行中だ。翌日には北京へ移動なのでスベコベ言わず行動しなければ。
↑部屋から出てすぐの廊下。何度見ても素晴らしい。さながら東京ステーションホテルのようだ(泊まったことないがw)
↑博物館入口。隣には歴史を感じさせるエレベーターがある。
このホテルの地下には、ホテルの歴史を展示した博物館を併設しており、宿泊者は入場無料とのことで行ってみることに(無料券をチェックイン時にもらい、入場時提示する方式)。なにせ入場が18時までで、夜は外出しているし翌日は北京への移動(+朝食w)でそれどころではないので、今のうちに。この時点で16時過ぎだったと思う。
館内は予想通りガラガラ。白人数人がお目見えだったかな。
設立当時のホテル建物の絵画や、訪れた歴代のVIPの写真、かつて使われていた調度品などの展示がある。
それによると、英国女王、元オーストラリア首相、中国国家主席、伊藤博文(!?)、英・日・加・独の領事なども訪れたことがあるそうだ。要するに歴史があって由緒正しいホテルなのだ。ピカピカのモダンなホテルもいいけど、自分は多少くたびれていても歴史が感じられるところのほうが好み。
↑ホテルのシンボルとなっている帆船。租界地天津ならでは(?)
どこを撮っても絵になる内装だ。
ホテルバー”O'Hara's”の入り口だけ下見。この扉を見るだけで自分は萌えちゃうなー。" O' "というのは確かアイルランド語かケルト語の名残で、英語にも"o'clock"という形で残っている。イギリスらしくていいわー。期待を胸に、天津市街地へ繰り出す。
天津の夜を撮りまくり腹ごしらえしたあと、宿に戻ると22時をまわる頃に。せっかくなので公式サイトのトップ画と同じアングルでホテル建物を撮影。改めて自分は天津のこのホテルに来たんだなと実感させられる。
(公式サイト→http://www.starwoodhotels.com/luxury/property/overview/index.html?propertyID=3522&language=en_US)
日が暮れた後の雰囲気も抜群。
天津の街を歩き回って相当疲れているが、ホテルバー大好き人間としては覗かないわけにはいかないのでバーに潜入。
いや内装がこれまた素晴らしい。チープな喩えで恐縮だが、名探偵コナンの映画『ベイカー街の亡霊』に登場したパブにそっくりなのだ(マニアック過ぎw)。
ちょうどこのシーンの、ポーカーを興じる英国紳士達。そんな場面が浮かび上がってくるかのようだ。
ここでは1杯だけウイスキーを注文(確かアイリッシュの何かw、日本円で1000円程度)。やんちゃそうな若い中国人女性がサーブしてくれ、あまり得意そうではないが片言の英語で対応してくれた。日本、中国、韓国、台湾と言い、どうも東アジアは英語が通じにくい。
翌朝、朝食が10時までの受付のところ、9時過ぎまで寝入ってしまい急いで朝食会場へ繰り出す。ホテルの朝食も旅の一大楽しみである。食い倒す気満々で席に着く。
ビュッフェ内容は洋食・中華が中心であり、このクラスのホテルなので種類はかなり豊富だ。ハム類も数種類あるし、オリーブやピクルスなどの定番はもちろん、チャーハン、ヌードル、点心、パン類も一通り揃っている。
入った時間が遅かったのでギリギリになってしまったが、シェフらしき人物に頼んだらオムレツも作ってもらえた。日本でよくあるタイプの半熟オムレツではなかったが、9時半頃に着席して作ってくれたので感謝せねば。焼きそば、チャーハン、ハム類、点心等食べられるだけ頂く。
急いで食べたがそろそろ10時という頃、一斉に片付けが始まる。ちょっと待ってーーと言わんばかりにデザート類を取りに行く私w
You want bread? Cake?と声をかけられ、菓子パン、クリーム、ヨーグルトを取り席に戻ると、食後のコーヒーを注いでくれた。How was your stay?と聞かれ、Very nice.と答えるとと、何か言いたげな配膳係り。Sorry, ... restaurant close ten.と言われる。意外と時間に厳しいようだ(失礼)。そそくさとデザートを平らげ、レストランをあとにした。
無事デポジットも取り返しw、レセプションにてチェックアウト。このホテルを出発するのは名残惜しいなーというくらい、素晴らしい滞在だった。ここを選んで正解。ロビーの写真を数枚撮り、ホテルをあとにする。
↑正面入口を出ると、天津のリバービューが見える川沿いにぶつかる。ネオクラシカルな建築物とモダンな高層マンションが何とも不釣り合いw
川沿いを西に向かって橋まで歩き、橋を渡るとシャングリラ直結の「大王庄」駅に着く。やっぱりこっちの道のほうが近い。ちなみに大王庄から天津駅までは一駅だ。
結論としては、とにもかくにも、クラシックホテル好き、ホテル愛好家にはもちろん、天津でちょっとばかしラグジュアリーな滞在がしたいという人にも抜群にお勧めできるホテルである。数年前のリノベーションを経てSPGに加入したのでチェーンとしての特典も受けられるし、場所も天津の中心部ほど近くなので不便ということはない。宿泊料金はリッツの2/3程度(13,000円~)だし、SPGカテゴリー3なのが謎。
天津の観光地の夜も素晴らしかったし、また来たいな~天津。北京からもほど近いので、悪い選択肢ではないことは保証します。w