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ヨーロッパ周遊旅行回想録(13)憧れのモロッコを行く③世界で3位の大きさ、ハッサン2世モスクほか

 

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昨日カサブランカに到着し、今日はカサブランカをスピード観光します。目玉はモロッコ最大のモスク、「ハッサン2世モスク」。観光が終わったら、Casa-Port駅から夕方の列車で首都・ラバトへ向かいます。

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翌朝

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一応なりのシングルベッド(笑)で寝た翌朝も快晴。これは良いモスクが見れそう。

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ホテルでまたしても小麦の生地にを焼いたようなものが出ましたが、まずい・・ これ、モロッコの朝食らしいのですが、正直口に合わないですw

 

モハメッド5世広場

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ホテルからハッサン2世モスクへはバスで。バス停に向かう途中にはモハメッド5世広場が。

 

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モハメッドというのは英語読みで、ムハンマドと読むこともあります。国連広場と並び、カサブランカの中心地にあり散策の目印になっています。

 

ハッサン2世モスク(Hassan II Mosque)

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かなり前のことなので忘れてしまいましたが、市内中心部からハッサン2世モスクへは路線バスで行きました。地球の歩き方によると55番、56番のバスで行けるようですが、バスの路線は変更されている可能性があるので、現地でよく確認してください(タクシーを使っても500円程度には収まるかと思います)。

 

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無事着きました。この時時間は朝11時くらい。一応拝観時間が決められていて午前の部には間に合いそうにありませんが、早めに来ておくことにしました。

 

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アラビアンな建築が良いですね。

 

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正面から見ると迫力がありますね。モロッコに来た甲斐がありました。モスクというと丸い屋根のイメージがありますが、実は国によって形がまちまち。マレーシア、インドネシア、UAEなど、国やそれぞれのモスクごとに特徴があって、モロッコのモスクはたいていこのような四角い塔(「ミナレット」)が立っています。ここは世界で3番目の規模のモスクということになるそうです。

 

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昼時に来てしまったので誰もいませんw この時は春だったので涼しいのだけど、夏に来たら焼け死にそうな広場w

 

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モスクは海に面していて、すぐそこは大西洋

 

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考えてみたら、大西洋をこの目で見たのはこの時が初めてかも。はるか向こうにはアメリカが・・

 

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意外と透き通っていますw

 

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海辺のモスクというのも、不思議ですね。この近くで、午後の拝観時間になるまで時間をつぶします。

 

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モスクの近辺をウロウロしていたら、適当なレストランを見つけたので入ります。

 

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モロッコ風オムレツというのを頼んでみたが、味が薄くてあまり美味しくなかったw モロッコは料理に当たりはずれがあるような?

 

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時間も過ぎ、モスクまで戻ってきました。このアラビアンなシンメトリー建築、「世界ふしぎ発見!」のBGMが頭の中をよぎります

 

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ドバイやアブダビでも、こんな建築を見たような。私はこのアラビアンな雰囲気が好きなので、もっと中東方面も旅行したいんですけどねー。もう少し情勢が落ち着けば。

 

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ということで、ここからは「世界ふしぎ発見!」のBGMを交えてお楽しみくださいw

 

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これまたアラビアンな装飾の水飲み場?が現れます。

 

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モスクの拝観時間が掲示してありましたが、フランス語のみなんですよねぇ汗

Lundiは月曜日、Dimancheが日曜日。Matineeは朝、午前、Apres-midiは午後。イスラム教なのでVendredi(金曜日)は特別で、拝観は少なめ。大人120Dhs、外国人学生は60Dhsです。この種の拝観時間や料金は頻繁に変わるので、参考程度まで。

 

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拝観はツアー形式で行われるので、ツアーが始まるまで地下を軽く見ておきました。

 

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モスクにしては、装飾が少なく簡素な造りですね。

 

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いよいよツアーが始まり、内部を見学します。ツアーはアラビア語のほかに、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語があります。もちろん私は英語グループに参加w

 

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ガイドの訛りが強すぎてあまり聞き取れなかったのだが、要約すると、このモスクはフランス人建築家によって設計され、アラビアとヨーロッパの要素を織り混ぜながら、1993年に完成。モロッコ全土から作業員が集められ、8年かかって作られたとか。新しいモスクですね。

 

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確かに、柱の形や構造、ステンドグラス風の窓や照明の配置は、どこかヨーロッパの趣を感じます。と思ったら、シャンデリアはどうやらイタリアから持ってきたようです。

 

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どこかヨーロッパの城のようでありながら、装飾はしっかりアラビアンな感じ。

 

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地下にはトルコ風呂、ではなく、足を清める泉や、実際に浴室もあるらしい。

 

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ここはいかにもモスクという感じ。どうやって使うのかは不明ですが。

 

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とにかく躍動するアラビアンなモロッコを感じることができる場所で、意外と小さいことを除けば、このためだけにモロッコを訪れる価値はあるでしょう。カサブランカやマラケシュなら国際線も多く飛んでいますのでね。

ここは夜の姿も素晴らしいらしく、実は前日に夜景を撮りに来たかったのだが、バスの乗り場がよくわからず来なかったことが悔やまれます。今度モロッコに来たら是非夜に来たいところです。映画「カサブランカ」に出てきたバーがモデルのバーも、この近くにあるそうです。

 

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さすがに疲れたので国連広場まではタクシーで戻っちゃいましたw モロッコのタクシーは安く、初乗り100円程度で乗れます。

 

国連広場(Place des Nations Unies)

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国連広場は、カサブランカのターミナル駅 Casa-Portの近くの広場。このあたりは街のショッピング街にもなっていて、人で溢れています。

 

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カサブランカはさすが整備されている印象があります。裏路地に行くと不潔なところもあるけど、どこの国もそれは同じですよね。モロッコは、ちょうど東南アジアの小都市と同じくらいの街の整備具合・清潔度じゃないかな?

 

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春先の陽気で暖かいですが、夜はひんやりします。夏はやっぱり熱いのだろうか?

 

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新しいターミナル駅、Casa-Port駅に到着。ここからラバトへ向かいます。実はラバトでは、私の旅行史上初めての経験「宿を飛び入り予約する」ことに挑戦します。果たして上手くいくのか・・!? (続く)

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