ヨーロッパ周遊旅行回想録(4)モスクは、美しかった。イスタンブール観光2日目
この日は半日でイスタンブールをスピード観光。16時過ぎのBA便でロンドンに飛ぶので、その前に早起きしてブルーモスクとグランドバザールを見に行きます。
▼昨日は、地下宮殿→ガラタ橋→タクシム広場→ガラタ橋を中心に散策しました。
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こちらがイスタンブールで泊まったAst Hotel。チェーン系ホテルには到底かないませんが、立地が良くて4000円程度だったので満足。
宿は家族経営のようなので、古い建物を改造して使っている感じ。
今日は朝飯をいただいてみた。簡素だけど、チーズや野菜があると一応腹は満たされます。
特にこのチーズ、塩加減が良くて、空腹だったこともありガツガツ食べてしまいましたw トルコチーズは案外旨いのかもしれない。
この日も小雨が降っていて、クソ寒い。イスタンブールはなぜか体感温度が本当に寒く感じます(夏は暑いらしい)
モスクまでやってきました。雨でも素敵なところは素敵です。
この頃はまだトルコの観光も盛んだったから、人がそこそこ並んでいます。
それもそのはず、ブルーモスクは1日3回しか開門時間がありません(金曜日は1回のみ)。これは渡航前に確認したほうがいいかも。
3月のクソ寒い日とは言え、結構並びました。1時間くらいかな? 客層はほとんど西側ヨーロッパっぽい人々で、たまに中東人やアジア人が混じっている感じ。
いよいよ内部に入ります。天井がだんだんアラビアンっぽくなってきました。
内部は、正直クアラルンプールにある国立モスクあたりよりも比較にならないくらい(失礼、あれはあれで美しい)、大きいし、装飾が至る所に施されています。
イスラム教というのは偶像崇拝が禁止らしいのですが、これは素晴らしい。ライトの配置も上手いし、思わず見とれてしまいます。
何と書かれているかは不明ですが、アラビア文字は格好良くて個人的には好きです。独学でやろうとしてアラビア語のテキストを買って挫折しましたけど、ある程度中国語を覚えたら次に挑戦したい言語です。
こちらは中のパティオらしき場所。
さすがにこのモスクはかなり観光化されている印象を受けますが、それでもここはマストだなと思いました。
このときは、寒い中多くの観光客がいました。雨のイスタンブールというのも、なかなか哀愁があっていいかもしれませんw
モスクを出て、そろそろ昼になりそうです。あとは手早くグランドバザールだけ覗きにいきます。
グランドバザールはトラムのBeyazit駅のすぐ目の前。
ここもすごい人です。地元民、観光客、呼び込みの兄ちゃんetc.
いよいよ入ります。古い石の建物を使っているところがヨーロッパらしくていいですね。
グランドバザールの内部は、これまたよくあるヨーロッパでよく見られる店舗の部分だけ改装を施している様子。
それでも、置いてあるものの感じとか、すれ違う人の印象はどこか中東らしさも感じられます。
イスラム圏でよく見かけるランプ。この種のランプ、モロッコでも見かけましたが一個欲しいですね。道中壊しそうですが、どうにか持って帰れないものでしょうか。笑
柱、壁の年季が歴史を物語っているかのようですね。
ここの露店はかなり観光客慣れしているらしく、歩いているとしきりにJapanese? Korean? Nakata! Yakuza! とか話しかけられました。笑 この客引き攻撃はモロッコでも続きますw
そろそろフライトの時間が迫ってきたので、バザールを後にします。
往路と同じように、空港へはトラム→地下鉄に乗り換えて向かいます。この時のレートで片道400円くらいだったろうか。
空港近くにはこのようなニュータウンも出現しています。
イスタンブール・アタチュルク空港に戻りました。
滞在時間は33時間くらいでしたが、イスタンブールの良さがよくわかりました。治安がイマイチとかボられるとか好まない人もいますが、私はすぐに好きになりました。特に歴史・遺跡好きや中東近辺に関心がある人には堪らない街だと思います。また来たい・・・と思い早数年、実は近々再来が決定しましたので、その時の記事は追って書きたいと思います。