世界の果てとエンドレスワンダーラスト

ホテル宿泊記・ヒコーキ搭乗記・世界放浪旅行。Hotels, Stays, Airlines, and Trips All Around the World.

おすすめLCC スクート291便・成田→バンコク・ドンムアン 搭乗記/TZ291 NRT→DMK

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つい昨日、初めてスクートに乗ってきたので、記憶が鮮明なうちにレポを残しておきます。

スクート(Scoot・TZ)はシンガポール航空の子会社のLCCで、主に中・長距離を運航しており、近年は東京・大阪・札幌までの就航もあり徐々に知名度が上がっている航空会社。全機種がB787(Dreamliner)の運航で、LCCでは広めのシートピッチ、最新鋭の静音な機種を売りに、シンガポールを拠点に路線網を拡大中です。

・・と、ここまでは知っていたものの中々乗る機会がなかったのだが、今回やっとプロモーション価格でバンコクまでのチケットを取ることができたので、いざ常夏都市・バンコクへ飛ぶことに。

予約

スクートは定期的にセールを実施しており、毎月10日は「飛んじゃえセール」として日本発着路線もセール運賃が出ています。その他にも不定期にセールを開催していて、この時は東京⇔バンコクが1万円程度の運賃で販売されていました。

ホテル修行・食い倒れ・避寒地としても持ってこいのバンコクは私の大好きな都市、大した目的はなくてもフラっと飛んでもいいかなと思い、10月に翌年1月のチケットをポチってしまいましたw

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この時の支払合計は12,330円なり。座席指定もしたのでこの値段ですが、最安なら11,250円でした。東京からバンコクまで片道1万円ちょっと。LCCは空の旅を変えたと言われていますが、まさにそんな感じです。かれこれバンコクに行くのはこれで5回目になりました笑

ちなみに、スクートの座席は

・エコノミー スタンダードシート

・エコノミー スーパーシート

・エコノミー ストレッチシート

・スクートビズクラス

の順にシートピッチが広くなり、それぞれ追加料金がかかります。スクートビズクラスになると優先チェックインや機内食などが付いてきます。今回はまずはスクート体験とのことでスタンダードにしてみました。スタンダードでも従来のLCCよりは広いのがスクートの売りなので、せっかくなのでそれも体験。

エコノミークラス

スクートビズ

 

成田空港にて

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待ちに待った当日。スクートの成田便は、第3ターミナルではなく第2ターミナル使用です。

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スクートはオンラインチェックインにも対応しているのですが、シンガポール出発便のみとのことで、その他の空港ではカウンターに並ぶ必要があります。成田では1時間近く待たされる・・との噂もあったので早めに到着しましたが、今回は20分弱でチェックインできました。搭乗券の印刷などは必要なく、パスポートの提示のみでチェックイン可能でしたが、稀に予約メールの提示を求められることがあるらしい。いずれにしても、LCC搭乗の際は早めに空港に到着するのが吉。

 

(参考リンク)

www.asiatravelnote.com

 

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出国審査も朝方だけあって結構待ちました。ゲートはサテライト側の97番。これが遠いんだ・・・

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97番ゲートに到着すると、ファイナルコールが始まっていましたw ちなみに今回の便TZ291便は時刻表上は10:00出発ですが、リスケジュールされて9:35出発になると前前月にメールが来ていました。この便は遅れたり早まったりすることが頻発しているらしいので、スケジュールのチェックは念入りにされたい。

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ボーイングの最新機種、787ドリームライナー。従来の機種より燃費・静粛性・機内の快適性を高めており、この機種の快適性は以前ベトナム航空でも体験済みとあって楽しみです。ほんと、何度か飛行機に乗ればいかにドリームライナーが静かかわかりますよ。

機内

機内に入ると、LCCにありがちなレザーシートではなく、レガシーキャリアに見劣りしない座席が迎えてくれる。

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今回は11A、前方窓側です。11Aといってもビジネスではありませんw

 

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テーブルの大きさも十分です。

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読書灯、コールサイン

 

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肝心のシートピッチは約78cmとよくあるレガシーキャリアの座席とほぼ同じ。非常口席やJALのSKY WIDERには敵いませんが、座り心地も良くエアアジアXには完勝だと思いますw

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この日は定刻通り9:35に出発。

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成田では滑走路までの途中で待たされることもしばしばですが、今回はスムーズに滑走路へ。

 

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Ready to take offです。

 

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飛びました!エンジン横に見えるのはANAクラウンプラザ成田ですね。

離陸するとき、よく"キュイーン"というような金属音が聞こえるのですが、ドリームライナーやA380ではそれがほとんど聞こえません。気づいたら離陸していた、というくらい静かです。今回も身を以て体験できました。

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関東平野が一望できる頃になればそろそろ水平飛行。

 

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機内誌。機内食は事前オーダーや当日購入もできます。また、全席Wi-Fi対応なのが嬉しいところ(有料ですがw)。手持ちのタブレットなどでスクートが配信する動画などを買うこともできます。

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スクート、タイガーエアはシンガポールをハブに路線網を拡大中。今年後半にはタイガーエアはスクートに統合予定なのだとか。

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機内ではホワイトコーヒーだけ注文。4SGD、日本円だと340円、手持ちの香港ドルも使えて25HKDでした。

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機内ではiPadにダウンロードした映画を3本見ました笑 それでも時間が少し余ったので、飛行時間はだいたい7時間でしょうか。

 

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バンコク郊外の風景が見えてきて、そろそろ着陸態勢に入ります。

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オレンジ色の屋根が見えてきて、いよいよタイだなーと実感。

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シュルーーっと着陸しました。ドンムアンはLCCばかりです。

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ほぼ定刻通り、現地時間14:50にドンムアンに着陸。

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ドンムアン空港のイミグレは、バンコクのメイン空港のスワンナプームに比べればまだマシだと思います。タイの観光地の空港はどこも混雑がひどいようですが、前回スワンナプームでは1時間弱待った記憶がありますが、今回は15分くらいで通過できました。

 

スクート、初体験でしたが、噂通り他のLCCとは一線を画している感じがあり、至極快適なフライトでした。エアアジアXA330で同じ成田→バンコク線に乗ったことがありますが、その時の疲労具合とは比べ物にならなかったです。おそらくその日の自分のコンディションもあるのでしょうが・・ とにかく、スクートの東京ーバンコク、片道1万円++は買いだと思いました。

 

スクート・日本語ホームページ

http://www.flyscoot.com/jp/