吉祥航空HO1339便・上海浦東→大阪関西・搭乗記/Juneyao Air HO1339(PGV→KIX)
この日は、日本ではあまり名前を聞かない「吉祥航空」に乗ってきたのでレポートを残しておきたい。
「吉祥航空」は2005年に設立された中国の新興航空会社で、上海浦東空港を拠点とし中国国内線を中心に就航、日本にも沖縄・福岡・大阪・名古屋・東京にちゃっかり便を持っている。アライアンスには属しておらず、国際線はアジア圏のみの就航でまだまだ成長途上の航空会社だが、上海→関西の片道運賃が安く出ていてLCCではないため機内食も出るとのことで、今回乗ってみることにした。ちなみに使用機材は今のところ全てA320。
(吉祥航空英語版ホームページ:http://www.juneyaoair.com/en/)
今回の予約は旅行の2週間前、Skyscanner検索→Expedia経由で、諸税込みで14,480円也。春秋航空のほうが約8000円で安かったが、時間が悪すぎるのでこちらに。国際線の片道、FSAで1.5万円なら十分安いでしょう。時間も良いしね。
この日はホテルを出発するのが遅くオマケに雨で、空港着が大幅に遅れそう。上海リニアに飛び乗り、なんとか出発1時間前にはチェックインできるかも?(それでもギリギリw) リニアは300km/hで飛ばしているのだが、もっと飛ばしてくれ~~。空港には余裕を持って到着しよう、という教訓をあれほど自分に言い聞かせたのに、成長してないなぁ。
リニアの出口から駆け足で歩き、なんとか出発1時間前にチェックイン。空港入口から近いカウンターだったのが幸いだった。グラスタのお姉さんに何やら中国語で説明されるも、Sorry, English please?というとYou should hurry.と。Ok, ok,さっさと出国手続きしにいきます。
本当はこんなことしてる余裕はないのだが、チケットを一応撮っておいた(急いでいたのでピンぼけ)。
希望通り窓側席がアサインされる。
この日はいつもは激混みの中国のイミグレも、運良く早めに出国手続きが終了し、制限エリアに抜ける。ゲートは・・近いじゃんラッキー!と思ったら、、
地上部のゲートで、沖止めだったw まあそれでも出発には間に合ったので良し。
聞き慣れない吉祥航空だが、ネットの情報の限り、普通のまともな航空会社とのこと。初めての搭乗でワクワク。遅延もないし、大丈夫か?という懸念は払拭される。
浦東空港の沖の沖、というほどの端までバスで連れて行かれ、いよいよ搭乗。A320なので何だかLCC搭乗のような気分。
この機体、一生のうちに何回お世話になるだろうか?
いよいよ機内に。FSAなので僅か8席ながらビジネス席もある。
こちらがエコノミー席。悪くはないね。ほとんどは中国人客だが、通路側の席の初老の男性はどうやら日本人っぽいような?
よくある短距離路線の座席、という感じだろうか? 2時間程度のフライトならこれで十分。
パンフ類を一通り見る。順調に成長を続け、中国国内線の路線網は今や大手の中国系航空会社と変わらないほどまでに。しかし、鳥取と帯広に就航、とは???
沖で待たされること20分、やっと離陸。バイバイ上海またくるよ。
この日は生憎の雨。中国での雨は実は初体験。
ネットでの情報通り、ちゃんと機内食も出ました。
この日はチキンライスを選択。チキンライスと言っても普通の炒飯で、お味はまぁまぁ。バナナ、ザーサイ、ピーナッツも付き、ビールも注文できた。国際線としては物足りない内容だが、値段がLCC並だし飛行時間も短いのでこんなもんかなと。
日本に近づくと青空が見え始める。
このように瀬戸内海~淡路~神戸を通り、関空へ無事到着。
関空ではサテライトターミナルに到着後、自動化ゲートのおかげでさっさと入国完了。麻疹騒動もあった時期だが自分は無事感染しなかったようだ。
ラピートでちゃっちゃと今晩の宿ウェスティン大阪を目指す。今までは南海の無料急行を使うことが多かったが、ラピートはやっぱり快適度が全然違う。
初の吉祥航空はあまりにもすんなりしたフライトだったので、悪い印象は全然なかった。東京発着の便は羽田に深夜発着なのでイマイチだが、大阪発着は時間が良く運賃もお安めなのでオススメ。中国国内の移動にも十分選択肢に入れても良いと思ったフライトだった。